より良いケアを提供
安心できる環境があります
多くのステーションがある中、何故ひまわりを選びましたか?
病院で働いていたときに、色々な訪問看護ステーションを利用していた患者さんがいました。入院してきた際にそれぞれの訪問看護ステーションから看護サマリーが送られてくるのですが、その中でひまわりの看護サマリーが一番優れていました。まず問題点が明確だったこと、それに対する具体的なケアが記載されていた点です。そのサマリーを見れば、入院中にどんな事に注意すればいいかが明確で役立ちました。そのサマリーから、そこで働いている人達の事を想像した時に、良いケアをしている集団だと思ったので、ひまわりで働きたいと思いました。
ひまわりの訪問看護の特徴ってなんですか?
急性期病院が近いこともあるのか、医療保険で対応するような末期癌や神経難病、小児の訪問が多いという点でしょうか。特に近年は末期癌の療養者様の依頼が急増していて月の新規依頼10数名が、全て末期癌の療養者様だったこともあります。末期癌の方は利用期間が短いので、依頼の数も多いですが、終了になる方も多く、とにかく療養者様の回転がはやいのも、ひまわりの特徴だと思います。病院には急性期病院と慢性期病院がありますが、ひまわりは確実に急性期訪問看護ステーションです。
また、急な依頼・・・例えば「今日退院になるんですけど・・・」というケースもとにかく断らずに訪問するのも、ひまわりだと思います。病院の方から他のステーションだと急な依頼は断られるとか、退院準備が整っていないと受けません!と断られる事も多いと聞きますが、退院したいと願っているなら、取り敢えずは退院して頂き、その後は何とでも調整する、ひまわりにはそんなたくましさがあると思います。
そうなると必然的に、安定している方よりも困難ケースの依頼も多く、そのため様々な価値観や個性の強い療養者様およびご家族の訪問が多くなります。
だから日々いろいろな出来事があるので、マンネリ化がなく毎日が刺激的で、実に楽しいです。
そして、スタッフが明るく、ユーモアがあり前向きなので、色んな事も楽しみながら、決して諦めずにトライするので、やりがいがあります。
開所当時から24時間対応のひまわりですが
電話当番は緊張しませんか?
当初は不安もありましたが、実際に電話当番をしてみると、そんなに電話がかかってこない事がわかりました。というよりも電話をかけなくて済むように、日頃の訪問の時にご本人やご家族に指導しています。療養者様やご家族もどうなるか不安を抱えているよりも、こうなったら薬を飲む、など事前に対処方法を知ることで安心して過ごせるのです。ひまわりは、この点をしっかり指導しているので、意外と緊急電話は少ないです。ある程度電話をまっていると、今日はかかってこない、なんて予想が出来る様にもなります。そんな時は、逆に電話の存在を忘れてしまいそうになり、そのことに気をつけなければいけないくらいです。
また、癌の終末期や電話がかかってきそうな方のところへは、電話当番のスタッフが定期の訪問の時に訪問出来る様にスケジュールを調整していますし、ICTを導入しているので自宅にいても情報が分かるので安心です。どうしてもわからない時は訪問している看護師に問合せすればいいですし、ドクターとの連携も取りやすい状況になっているので大丈夫です。
ご家族は仕事に対して協力的ですか?
今は子供が成長して手が離れたのであまり影響はありませんが、子供が小さい頃は、電話当番の時は、子供たちもひまわりの一員の様に、電話が鳴ると積極的に知らせてくれたり、電話当番を楽しんでいる感じでした。子供たちなりに母親の役に立ちたいと思っていたのでしょうか。
生活エリアと訪問エリアが同じ事もあり、他のスタッフが訪問の移動中に子供をみかけて様子を知らせてくれたり、子供が学校帰りに事務所に寄って一緒に帰宅したり、食事会に子供たちも参加できたり、家族も含めてチームひまわりという感じがします。
母体が病院でもあり、外来受診や予防接種なども受けられる点でも、家族も恩恵を受けている気がします。
車で訪問する事に不安はありませんか?
訪問看護を始めた当初は、土地勘がない場所もあり心配でしたが、数か月も訪問していると道も詳しくなりますし、今は住宅地図やタブレットでのナビゲーションシステムも利用できるので、訪問先にたどり着く事ができます。
余裕が出てくると、新たな道順を発見したり、四季の移り変わりや、お天気がいいとドライブ気分も味わえます。
また、新しいお店、おいしいお店をみつける事もあったり、地域情報に詳しくなりますよ。
ひまわりの今後のヴィジョンについてどう考えますか?
もっと地域の行き届いていないところに手が届くようなステーションになればいいなと思います。認知症の夫婦や独り暮らしの人も増え、超高齢社会をひしひしと実感します。そんな中、ひまわりで通える機能があれば、泊まれる機能があれば、最後まで地域で暮らせるのにと思うのです。また、ひまわりは高齢者だけではなく小児や障害者の方の利用もあるので、そういった方々も利用できる機能があるといいと思います。訪問看護ステーションをもっと多機能にして地域で最後まで生活出来る様な社会に貢献できるステーションになれるようにしたいと思います。
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上旬訪問看護報告書の作成
前月の実績確認 -
訪問スケジュール調整、
退院前カンファレンス、
サービス担当者会議出席
入院利用者の看護サマリー作成 -
下旬訪問看護計画書作成