CAVI基準値
CAVIとは、血管の硬さの程度を表したものです
脂肪を吸収・分解する能力が低いと、血液中を脂肪が回り続け、血液中の脂肪が血管の内壁を厚くし、柔らかさを低下させ硬くなっていきます。
また、血管が硬くなることで、しなやかさを無くし、血流の流れにも悪影響を及ぼします。
脂肪が血中にあり続けると、心筋梗塞や脳梗塞,メタボリックシンドロームなどの疾患にかかりやすくなります。
CAVI測定値 | 判定 |
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7.9 以下 | 正常範囲です |
8.0 ~ 8.9 | 正常範囲ですが境界域です |
9.0 以上 | CAVI値が高値です |
動脈硬化が進んでいる状態です
ABI基準値
ABIとは、主に足の血管の詰まりの程度を表したものです
0.9を下回ると、動脈が詰まり気味で、血行が悪くなっている可能性があります。
血液中に余分なコレステロールや脂肪が増えて、血管壁に溜まり血管の内径が狭くなると、血流が悪くなってきます。
血液がドロドロの状態なので、進行していくと、動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳梗塞など、重篤な疾患にかかりやすくなります。
CAVI測定値 | 判定 |
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0.9 以下 | 抹消動脈疾患の疑いがあります |
0.91 ~ 0.99 | 正常範囲ですが境界域です |
1.0 ~ 1.4 | 正常範囲です |
1.41 以上 | 足首の血圧が高めです |
適度な運動や食事の改善,適切な投薬治療を心がけましょう。
食事の食べ過ぎやインスタント食品,揚げ物等を避けることが大切です。
又、野菜・海藻類・青魚(EPA)を多く含む食事は有効です。