問診(健康相談)
問診(健康相談)
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医師が診断の参考にする為に、病歴や病状を聞きます。
血液検査
胃検査
ヘリコバクターピロリ抗体
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採血により、胃炎や胃潰瘍等の原因菌となるヘリコバクター・ピロリ菌に対する抗体の量を調べ、ピロリ菌に感染しているか調べる検査です。
ペプシノゲン検査
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採血により、血液中のペプシノゲンの産出量を調べ、胃粘膜が萎縮しているか等の胃の状態を調べる検査です。
胃疾患リスクABC分類
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ヘリコバクターピロリ抗体検査とペプシノゲン検査の結果を組み合わせ、胃癌リスクをA~Dの4分類で評価する検査です。
血球検査
白血球数
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採血により、体内のどこかで炎症や病気があるかどうかを検査する検査です。感染症や腫瘍,再生不良貧血等で数値が変化します。
赤血球数
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採血により、酸素と二酸化炭素の運搬役である赤血球の数を調べる検査です。多血症や貧血等で数値が変化します。
血色素量
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採血により、酸素を全身の組織に運ぶヘモグロビン濃度を調べる検査です。多血症や貧血等で数値が変化します。
ヘマトクリット値
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採血により、血液全体に占める赤血球の割合を調べる検査です。多血症や貧血等で数値が変化します。
血小板
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採血により、出血を止める働きをする血小板の数を調べる検査です。感染症や貧血等で数値が変化します。
脂質代謝
中性脂肪
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採血により、血液中の中性脂肪の量を調べる検査です。脂質異常症や肝機能障害等で数値が変化します。
総コレステロール
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採血により、血液中のコレステロールの総量を調べる検査です。脂質異常症や甲状腺機能亢進症等で数値が変化します。
LDL-コレステロール
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採血により、動脈硬化が進行しやすくなる悪玉コレステロールを調べる検査です。動脈硬化や甲状腺機能亢進症等で数値が変化します。
HDL-コレステロール
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採血により、余分なコレステロールを回収する善玉コレステロールを調べる検査です。動脈硬化や高脂血症等で数値が変化します。
肝機能検査
総ビリルビン
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採血により、肝臓疾患や黄疸等を調べる検査です。肝炎や閉塞性黄疸等で数値が変化します。
AST
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採血により、肝細胞,心臓や腎臓などに多く存在する酵素を調べる検査です。肝臓や心臓等が障害を受けると値が変化します。
ALT
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採血により、肝臓に多く含まれる酵素を調べる検査です。肝臓に障害があると数値が変化します。
γ-GTP
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採血により、肝臓で解毒作用に関係する酵素を調べる検査です。アルコール性肝障害や閉塞性黄疸等で数値が変化します。
ALP
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採血により、肝臓・胆道・骨・腸などに多く含まれる酵素を調べる検査です。これらの臓器に障害があると値が変化します。
LDH
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採血により、糖をエネルギーに変える際に必要な酵素を調べる検査です。肝炎や心筋梗塞等で数値が変化します。
膵機能検査
血清アミラーゼ
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採血により、糖類を分解する消化酵素を調べる検査です。膵炎・膵臓がんや唾液腺の疾患等で数値が変化します。
腎機能検査
尿素窒素
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採血により、タンパク質が分解されるときにできる老廃物を調べる検査です。腎機能障害や尿管結石等で数値が変化します。
クレアチニン
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採血により、筋肉より作られる老廃物を調べる検査です。腎機能障害や筋ジストロフィー等で数値が変化します。
糖代謝
空腹時血糖
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採血により、糖尿病を診断する為の検査です。糖尿病等で数値が変化します。
HbA1c(NGSP)
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採血により、過去1,2ヶ月の平均的な血糖の状態を調べることのできる検査です。糖尿病や溶血性貧血等で数値が変化します。
血清蛋白
総蛋白
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採血により、肝臓・腎臓機能を評価する為の検査です。慢性肝炎や肝硬変等で数値が変化します。
血清アルブミン
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採血により、肝臓・腎臓機能を評価する為の検査です。肝硬変や栄養不足等で数値が変化します。
炎症反応
CRP
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採血により、炎症反応や組織の破壊などにより血中に増えるたんぱく質の量を調べる検査です。感染症や関節リウマチ等で数値が変化します。
血沈
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採血により、赤血球が試験管内を沈んでいく速度を測定する検査です。炎症を伴う病気や悪性腫瘍、肺炎、肺結核等で数値が変化します。
感染症検査
肝炎検査セットHBs抗原+HCV抗体
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採血により、B型肝炎とC型肝炎のウィルスに感染しているか調べる検査です。(気付かず肝硬変や肝がんに進行していることもあります)
HIV検査
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採血により、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウィルスであるHIVに感染しているかどうかを調べる検査です。
梅毒検査
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採血により、梅毒に感染しているかどうかを調べる検査です。(梅毒は、陰部のしこりやリンパ腫の腫れ、最終的には心臓や脳がおかされる病気です)
風疹抗体
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採血により、風疹の対する充分な免疫を持っているかを調べる検査です。(妊娠中の女性が風疹にかかると、赤ちゃんに障害が起こる可能性があります)
麻疹抗体
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採血により、麻疹に対する免疫を持っているかを調べる検査です。(大人になってかかると重症化しやすく、死亡することもある重症の感染症です)
B型肝炎
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採血により、HBs抗原と呼ばれるB型肝炎ウイルスの外側の蛋白質を検出する検査です。(B型肝炎になると、肝硬変を起こし、肝臓がんに至ることもあります)
C型肝炎
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採血により、C型肝炎ウィルスに感染しているか調べる検査です。現在感染の場合も過去に感染していた場合も調べることができます。(C型肝炎になると、肝硬変を起こし、肝臓がんに至ることもあります)
アレルギー検査
1項目 ※1
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アレルギー一覧項目より、1項目選んだものを、採血により、アレルギーが有るか調べる検査です。
6項目 ※1
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アレルギー一覧項目より、6項目選んだものを、採血により、アレルギーが有るか調べる検査です。
13項目 ※1
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アレルギー一覧項目より、13項目選んだものを、採血により、アレルギーが有るか調べる検査です。
血液型検査
ABO式,Rh式
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採血により、ABO式は赤血球と血清の両方の検査を行い、A型、B型、O型、AB型のどの血液型か判定します。Rh式は赤血球にRh抗原があるかどうかの検査です。(輸血などの時、両方一致していないと発熱や急性腎不全のような重篤な副作用を起こす可能性があります)
心不全検査
NT-proBNP
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採血により、NT-proBNP(N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド)の血中濃度を測定する検査です。心不全の重症度に応じて血中濃度が上昇します。
リウマチ検査
RF定量
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採血により、RFというリウマチ因子の抗体を測定する検査です。関節リウマチや膠原病を患っていると高値になります。
痛風検査
尿酸
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採血により、細胞が分解された後にできる老廃物(尿酸)の量を測定する検査です。痛風や腎不全等で高値なります。
甲状腺検査
TSH,FT3,FT4
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採血により、甲状腺で作られる甲状腺ホルモンの量を調べる検査です。甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症等で数値が変化します。
貧血検査
血清鉄,ヘモグロビン濃度
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採血により、血液中の鉄分が足りているかどうかを調べる検査です。鉄欠乏性貧血や再生不良性貧血等で数値が変化します。
アミノインデックス
アミノインデックス
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採血により、血液中のアミノ酸濃度を測定する検査です。将来がんになる可能性がある臓器を評価することができます。
HOMA-R
HOMA-R
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体内の血糖値を下げてくれるインスリンがどれくらい働いているかを表す値です。値が高いと糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞といった疾患につながるといわれています。
腫瘍マーカー
PSA
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採血により、前立腺から分泌されるたんぱく質の量を測定する検査です。前立腺がん、前立腺肥大、前立腺の炎症等で高値になります。
CA125
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採血により、卵巣などの内膜より分泌されるムチン(CA125)の量を測定する検査です。卵巣がん、子宮がん、消化器のがん等で高値になります。
AFP(α-FP)
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採血により、α-フェトプロテインという蛋白を測定する検査です。乳児期に消失する蛋白が肝癌や卵巣癌等により生成されます。
CEA
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採血により、がん胎児性抗原(CEA)というたんぱく質を測定する検査です。胎児期に消失しているタンパク質が消化器系がん等によりCEAが上昇します。
CA-19-9
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採血により、シリアルルイスA糖類(CA-19-9)の量を測定する検査です。特に膵臓、胆管、胆嚢がんのときに高値になります。
NSE
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採血により、神経特異エノラーゼ(NSE)の量を測定する検査です。肺小細胞がん、神経芽細胞腫、胃潰瘍等で高値になります。
SCC
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採血により、扁平上皮がん(SCC)抗原の量を測定する検査です。肺がんや子宮頸がん等で高値になります。
CYFRA
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採血により、がんを発症すると血中に流れ込むサイトケラチン19フラグメント(CYFRA)の量を測定する検査です。肺がんや乳がんや卵巣がん等で高値になります。
ProGRP
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採血により、肺小細胞癌細胞が産生するホルモン放出ペプチド(ProGRP)の量を測定する検査です。肺小細胞がん等で異常高値に、腎不全でも高値傾向です。
SLX
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採血により、SLX(シアリルLex-i抗原)の量を測定する検査です。消化器系がんや肺腺がん、乳がん等で高値になります。
TPA
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採血により、組織ポリペプチド抗原(TPA)の量を測定する検査です。ほとんど全てのがんで高値になります。
エラスターゼ1
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採血により、膵臓が産生しているタンパク質を分解する酵素(エラスターゼ1)の量を測定する検査です。膵臓がんや膵疾患により高値になります。
CA-15-3
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採血により、乳がん関連抗原であるCA-15-3の量を測定する検査です。乳がん、特に再発性乳がんや転移性乳がんにより高値になります。
尿検査
腫瘍マーカー
尿中NMP22
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採尿により、核マトリックスプロテイン22(NMP22)の量を測定する検査です。尿路上皮がん(膀胱がんおよび腎盂尿管がん)で上昇します。
尿一般・沈渣
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体の機能が低下している場合は、ろ過がうまくできません。採尿により、尿に含まれる成分を調べ腎機能障害を見つけ出す検査です。
眼底検査
眼底検査
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瞳孔の奥にある眼底を、レンズを通して観察し、血管、網膜、視神経を調べる検査です。網膜剥離や眼底出血、緑内障,白内障等がわかります。※当院では
カメラにて実施しています。
甲状腺超音波検査
甲状腺超音波検査
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喉の部分にある甲状腺に超音波をあて、甲状腺の大きさ、腫瘍病変の位置や大きさ・性状等を調べる検査です。
頸動脈超音波検査
頸動脈超音波検査
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首にある頚動脈に超音波をあて、頚動脈の血管壁の厚さや硬さ、血管腔が狭くなってないか等を観察し、動脈硬化を調べる検査です。
血圧脈波検査
ABI・CAVI
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四肢の血圧を測定し、動脈の硬さや動脈の詰まりを調べる検査です。動脈硬化の程度を調べることができます。
肺検査
胸部X線検査(1方向)・(2方向)
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放射線を使い胸部の写真を撮影する検査です。肺がん,肺結核,肺炎等の肺疾患の有無や心肥大等も調べることができます。
胸部CT検査(肺)
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検査台に寝て、放射線で胸部の写真を撮る検査です。胸部を輪切りにして肺や縦隔内部を画像にし、肺がん等の病変を発見することができます。
肺機能検査
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大きく息を吸ったり吐いたりし、肺の換気機能を調べます。呼吸器の病気(喘息や肺気腫等)が疑われる時やその状態の程度をみることができます。
心電図
心電図
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胸に電極を付け、心臓の動きを波形に表して記録する検査です。不整脈等の心臓の活動異常を調べることができます。
腹部検査
胃十二指腸内視鏡検査(胃カメラ)
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内視鏡を口または鼻から胃の中に入れ、超小型カメラで食道,胃,十二指腸をみる検査です。胃癌やポリープ,胃潰瘍などの胃疾患を調べることができます。
上部消化管撮影(胃バリウム検査)
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バリウムを飲み、左右を向いたり一周回ったりし、バリウムを胃壁に付着させて胃の写真を撮る検査です。胃癌やポリープ,胃潰瘍などの胃疾患を調べることができます。
腹部超音波検査
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腹部に超音波を当てて、反射してくる超音波を受信して、肝臓や胆嚢等の腹部臓器の写真を撮る検査です。腫瘍や結石,のう胞等を調べることができます。
内臓脂肪測定
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CTの検査台に寝て、放射線で腹部の写真を1枚撮る検査です。生活習慣病ともなる内臓脂肪の量や皮下脂肪の量を数値化し、脂肪量を画像で見ることができます。
大腸検査
便潜血検査(2回法)
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異なる日の排便を用いて、便の中に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。大腸がんや痔、潰瘍、腸炎等がわかります。
骨密度
DIP法
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手をアルミスケールと共にX線撮影し、第二中手骨をアルミスケールと比較し、骨密度を算出します。
前立腺超音波検査
前立腺超音波検査
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超音波を当て、前立腺の大きさや形態を調べる検査です。前立腺肥大症、前立腺がんなどがわかります。
乳房検査
触診
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医師が目で乳房を観察してくぼみがないか、手で触れてしこりがないか、リンパ節が腫れていないか、乳頭から分泌物がないかなどを観察します。
マンモグラフィ(2方向)
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乳房専用のX線装置で、片方ずつ上からと斜めからと2方向、乳房を挟んで撮影します。石灰化や腫瘍等を発見することができます。
婦人科検査
子宮頸部細胞診
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子宮頸部(子宮下部の入り口部分)をヘラでこすり直接細胞を採取し、細胞の中に異常な形をした細胞がないかを顕微鏡で観察します。
膣超音波検査
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膣内に超音波機器を挿入して、子宮や卵巣を観察する検査です。子宮筋腫や子宮がん、卵巣嚢腫や卵巣がん等がわかります。